【試聴会使用機種】Alcons Audio ウルトラコンパクトラインアレイLR7 Seriesの紹介

2023年2月20日 2023年3月14日

機材展管理者

機材展2023では、東京・大阪会場で両日2回のスピーカー試聴デモンストレーションを予定しています。
そこで今回は試聴デモで使用予定のAlcons Audioのラインアレイシステム、「LR7 Series」をご紹介します。

Alcons Audioについて

Alcons Audioは、35年以上に及ぶリボンテクノロジーの研究開発における経験と、多数のグローバル特許を持った、新しくも歴史のあるオランダのスピーカーメーカーです。
ヨーロッパ、北中米、アジア、オセアニア、アフリカなど、世界40か国に販売網を持ち、劇場、映画館、スタジオ、レンタルカンパニー、ツアーリング向けのサウンドシステムを提供しています。
Alcons Audio海外導入事例はこちら

Alcons Audioのスピーカーの特徴は、何と言っても高音域に使用されているリボンドライバーです。
通常一般的なSR/PAスピカーはコンプレッションドライバー＋ホーンの組み合わせが多いですが、Alcons Audioはその部分がリボンドライバー＋ウェーブガイドになっています。

リボンドライバーについてはこちらをご参照ください。
What’s ALCONS AUDIO Vol.2【リボンドライバー編】｜イースペック公式ブログ e!BLOG

ハイボックス：LR7

リボンドライバー＋ウェーブガイドを内蔵したマイクロサイズの2wayラインアレイシステムのハイボックスです。仮設現場か常設現場を問わず、スタック及びフライングのいずれにも対応します。
水平指向性が90°のLR7/90と、同120°のLR7/120の2種類です。(垂直指向性は共に15°)
キャビネットに搭載される全てのドライバーをネオディミウム可したことにより、超小型(W359xH173xD273)＆軽量(8kg)なシステムが完成、取り扱いが非常に簡単です。

8kgの軽量ボディに6.5in LFとRBN401リボンドライバーを搭載した2wayシステムのLR7は、シングルウーファー故の【設置した際に左右対象にならない】問題も解決済み。金具を左右で反転させており、片側を天地逆にスタック(orフライング)できるように考えられています。

3本(もしくは5本)をスタンドに立てることが可能なアクセサリーも揃っていて、小回りの利くシステムとして用途は無限大です。