【試聴会使用機種】Alcons Audio マルチ2wayスピーカーV-Seriesの紹介

機材展2023では、東京・大阪会場で両日2回のスピーカー試聴デモンストレーションを予定しています。
そこで今回は試聴デモで使用予定のAlcons Audioのマルチパーパス2wayスピーカー、「V-Series」をご紹介します。

Alcons Audioについて

Alcons Audioは、35年以上に及ぶリボンテクノロジーの研究開発における経験と、多数のグローバル特許を持った、新しくも歴史のあるオランダのスピーカーメーカーです。
ヨーロッパ、北中米、アジア、オセアニア、アフリカなど、世界40か国に販売網を持ち、劇場、映画館、スタジオ、レンタルカンパニー、ツアーリング向けのサウンドシステムを提供しています。
Alcons Audio海外導入事例はこちら

Alcons Audioのスピーカーの特徴は、何と言っても高音域に使用されているリボンドライバーです。
通常一般的なSR/PAスピカーはコンプレッションドライバー+ホーンの組み合わせが多いですが、Alcons Audioはその部分がリボンドライバー+ウェーブガイドになっています。

リボンドライバーについてはこちらをご参照ください。
What’s ALCONS AUDIO Vol.2【リボンドライバー編】|イースペック公式ブログ e!BLOG

V-Series

V-Seriesは、メイン、サブ、フロアモニターとマルチに使えるマルチパーパス2wayスピーカーです。5in2wayのVR5、8in2wayのVR8、12in2wayのVR12/60VR12/90の3種類4モデルをラインナップしています。

各モデルそれぞれにに専用チューニングされたリボンドライバーを搭載し、どのモデルでもAlcons Audioの特徴である【澄んだ高音と奥行き感】を味わえます。またVR12/60以外のモデルはホーンローテーションが可能です。また導入の際に便利な固定設備用のブラケットもご用意しています。

VR-5

VR5はLFが5インチでありながら59Hz(-10dB)まで再生可能です。Sentinel3(パワーアンプ)1chあたり、6本の接続(2.7Ω)が可能です。
ミラーバージョン(VR5M)もご用意しています。

VR-8 (試聴デモ機種)

※機材展2023の試聴デモンストレーションではこのモデルを使用します

VR8は非常にコンパクト且つハイパワーで、サテライトスピーカーやコンパクトモニターとして様々な現場で活躍します。
ミラーバージョン(VR8M)をご用意しています。

VR-12

フラッグシップのVR12は、能率101dB(VR12/60 ※VR12/90は100dB)と非常に高いです。このためメインスピーカーとしても十二分な性能を保持しています。
ミラーバージョン(VR12/90M , VR12/60M)もご用意しています。

V-Series 導入実績

2019年のトニー賞最多8部門を受賞したブロードウェイミュージカル「Hadestown」で、V-Seriesが使用されています。またこの作品でミュージカル音響デザイン賞 (Best Sound Design of a Musical)も受賞しました。

導入事例の詳細はこちら
海外導入事例|ミュージカル「Hadestown」 イースペック公式サイト

スピーカー試聴デモンストレーション参加方法

スピーカー試聴デモンストレーションは、機材展2023の東京・大阪会場で、両日2回の開催を予定しています。
各会場のスケジュールは開催概要ページのイベントスケジュールをご確認ください。
またご来場の際は事前登録をお願いいたします。

※事前登録フォームは2023年3月中旬ごろから開始予定です。