【試聴会使用機種】Alcons Audio ハイパフォーマンスラインアレイシステム LR18 Seriesの紹介
機材展2024では、東京・大阪会場で両日4回のスピーカー試聴デモンストレーションを予定しています。
そこで今回は試聴デモで使用予定のAlcons Audioのラインアレイシステム、「LR18 Series」をご紹介します。
Alcons Audioについて
Alcons Audioは、35年以上に及ぶリボンテクノロジーの研究開発における経験と、多数のグローバル特許を持った、新しくも歴史のあるオランダのスピーカーメーカーです。
ヨーロッパ、北中米、アジア、オセアニア、アフリカなど、世界40か国に販売網を持ち、劇場、映画館、スタジオ、レンタルカンパニー、ツアーリング向けのサウンドシステムを提供しています。
Alcons Ribbon Line-arrayとは
Alcons AudioのラインアレイシリーズであるLRラインアレイシステムは、「Pro-ribbonテクノロジー」を中核とする、スピーカー、アンプ、プロセッサー、フライングハードウェア、及びシミューレーションソフトを備えた、完全な「プラグアンドプレイ」ラインアレイシステムです。
LRラインアレイシステムは、スタジオやステージで録音された音源の配置情報を使用し、元のソースを1:1で再生することで、従来のシステムを超えるリスニング体験を提供します。このシステムには RBNプロリボンドライバー が搭載されており、従来のミッド・ハイトランスデューサーよりも歪みが最大90%少なく、素早いレスポンスを実現します。例えばRBN601ドライバーは1000W(ピーク)の耐入力で130dB(ピーク)のシステム出力を可能にします。
優れたプロリボンドライバーの反応性と最大94%の正面放射により、試聴エリア後方でもまるで近くで鳴っているかのような体験ができます。さらに、RBNドライバーの軽量で反応性の高いダイアフラムにより、これまでにない素早いレスポンスが実現しました。RBN601ドライバーのフラットな周波数特性と組み合わせることで、最大の「ハウリングマージン」を実現します。これにより、全ての音圧レベルで完全な明瞭度と音のバランスが保たれ、長時間のリスニングでも音疲れしません。
RBNドライバー最大の特徴のうちの一つは、Alcons Audioが特許を取得した最高20kHzまでの水平方向の「Real-90°」指向性制御と、120°のウェーブガイドと組み合わせての「Real-120°」性向性制御です。
これにより、はるかに大きな「スイートスポット」がもたらされ、奥行きと幅の両方でステレオイメージが劇的に強化されます。
pro-ribbon ドライバーについてはこちらをご参照ください
ハイボックス:LR18
最高の音質と非常に高いSPL、高い遠達性を併せ持った、3wayのミドルサイズラインアレイシステムです。水平指向性(LR18/90は90°、LR18/120は120°)は最高域まで維持されています。
非常に優れたリギングシステムにより、キャビネットを持ち上げることなく角度を変更でき、最小限の操作で24本ものキャビネットを安全に且つ高速でセットアップできます。
特許取得済みのRBN702rs 7インチPro-ribbon トランスデューサーとシンメトリカルなコンポーネント構成により、自然な円筒波面と歪みの無い水平及び垂直指向性を実現しています。水平指向性(LR18/90は90°、LR18/120は120°)は最高域まで維持されています。
MFセクションはネオディミウムの6.5インチトランスデューサーがHFドライバーの後ろに同軸で取り付けられています。
LFセクションは同じくネオディミウムの8インチトランスデューサーを2本搭載、3インチのボイスコイルと相まって、サイズ以上の出力を提供いたします。
ローボックス:LR18B
LR18ラインアレイシステム専用のサブウーファーです。フロントローテッドのロングストローク18インチウーファーにより、歪みを最小限に抑えながら低音域まで最高の出力を得られます。Max-Vent™ポートデザインにより、出力の更なる増幅と低歪みを実現。またSignal Integrity Sensing™=SIS ™によりケーブルの長さとパワーアンプのインピーダンスに関係なく、1:1の歪みの無い自然な音の再生が可能になりました。
LR18Bは単一のサブウーファーとして、またはアレイを構成して使用できます。カーディオイドサブにもエンドファイアーアレイにも対応し、LR18と同一スタック及びフライングが可能です。
スピーカー試聴デモンストレーション参加方法
スピーカー試聴デモンストレーションは、機材展2024の東京・大阪会場で、両日4回の開催を予定しています。
各会場のスケジュールは開催概要ページのイベントスケジュールをご確認ください。
またご来場の際は事前登録をお願いいたします。
ぜひ機材展2024にて、最新の視聴デモンストレーションをご体験ください!